モテるカクテル研究家ブログ

マインド、ビジュアル、ボディ、全てが変わったのは2年前の非モテコミットだった。モテるカクテル研究家として活動中。

マーケティングのことを知ったかぶりするのは、もうあきらめなさい。

「広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。」を読んでみたので、自分の気付きと合わせてアウトプットしてみます。

 

ざっくり言うと

マス広告って、昔は「モノを売るための必殺技」って考えられてきたけど、
こうこうこういう理由で廃れてきたんだぜ、
これからは広告をバカみたいにバラ撒くんじゃなくて、ターゲットをしっかり決めて、ツールとしての広告を利用しましょう

って内容だ。

 

誰向けか

・知識量でセグメントするならば、

マス、ネットどちらにしろ、「そもそも広告って何のために存在するんだろう」と不思議に思う人向け。

・デモグラでセグメントするならば、
広告業界に少しでも興味がある就活生、若手の広告代理店ビジネスパーソン、即席のマーケティング部に所属している人向け。

 

まあもっと言うと、

「とりあえず、今の時代はインスタマーケティングっしょ!」とか「まあ、Twitter、FB、youtubeはマストだよね。流行ってるし」なんて考えちゃうような「なぜそのマーケティング手法を実行するかロジックが説明できない人」が読むべき本。


広告手段が変わってきているワケ「僕たちの頭はぜんぜん賢くなっていない」

(さて、下記の内容は広告代理店の営業として”業界のことをよく知っているヤツに見えるっぽい”から営業トークに盛り込もうと思ったのだが、)

そもそも、僕たちはメディアと接触している時間が何時間くらいあるのだろうか。


答えは「5〜6時間」だ。

 

その中でネットメディアと触れ合う時間は「33%の約2時間程度」と言われている。

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※書籍より引用

 

そして、過去2001年からの2009年の8年間に、メディア上に発信され、行き交う情報量である「流通情報量」は2倍近くにまで急増した。

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※書籍より引用

つまり、情報供給量が莫大に増えたのである。

一方で、我々が情報を消費できる量は、ここ20年間でほぼ変わっていない。

 

まとめると、僕らはぜんぜん頭がよくなっていないのに、莫大な情報量を与えられてしまっている状況に陥っている。(まあ、大学受験の現代文のテーマとしてよく扱われているから、馴染みはあるだろう。)


じゃあその中でどうアプローチすればいいのか

答えとしては、
演説型の宣伝ではなく、ユーザーと対話して必要な情報を提供する必要がある

なのである。


さて、上記の内容を説明する前に、しておきたい話がある。

 

「PR」の語源をご存知だろうか。(よく就活で「自己PR」なんて使うけど。)

PRとは「Public Relations」という意味である。

PRするということは、「公共(人)と関係性を築き上げていく必要がある」のである。

 

つまり、ユーザーと対話を通じて関係性を築くことである。(書籍の中では「PR戦略=空気作り」と記載されていたが、ちょっと話が壮大すぎて僕にはしっくりこなかった)

 

もっと言うならば、「君は何が欲しい?オッケ、じゃあそれあげるよ」という考え方である。


広告を通じて人を動かすには5つのステップがある

 

[ステップ 0] まず、「目的」を必ず明確にする

[ステップ 1]「ターゲットインサイト」を洗いざらい出してみる

[ステップ 2]「目的」と「インサイト」をお見合いさせる

[ステップ 3]「ココロの沸点」を起こすために何を伝えるかを決定する

[ステップ 4]「ココロの沸点」体験となるコンテンツを用意する

[ステップ 5]「お金のかからない順に」伝える施策を決めていく

 


まあ、色々と書かれていたが、僕が特に大事だと感じたのは「ターゲットのインサイト」の考え方である。

 

僕は職業柄、「デームズくん、うちのサービスをもっと多くの人に使ってもらうたいんだけど、どうすればいいかな」とふわっとしたオーダーを頂くことが多い。

 

その際に僕は「じゃあ、今貴社のサービスを使っている人の声(インサイト)を聞きましょう。」なーんて言ったりする。

 


さて、みなさんだったら、ターゲット(利用者)どのようなアンケート項目を考えるだろうか。


「なぜ、このサービスを使っていますか?」

なんてアンケート項目を羅列していては、残念ながら2流のマーケッターだ。

 

正しくは「なぜ、他サービスを使わなかったんですか(そのうえで今のサービスを使っているんですか)」なのだ。


なぜならば、基本的に人は動こうとしない。そして、正のパワーよりも負のパワーの方が強い。

 

例えば、温泉に入っていて「気持ちいい〜」という感情のパワーと、100℃の熱湯を触った時の「あっちい!!」とでは、どっちがよりパワフルだろうか。言うまでもなく後者であることが想像つくだろう。

 

まとめると、人は基本的に「〜をしたい」よりも、めんどくさいだとか、だるいだとかの感情が強い。そのインサイトを上手く利用しましょうということなのだ。

 

最後に

マーケティングって何だっけ、ってなんだっけを知るためのとっかかりの本として読んでみるのに、適した本である。

まあ、じゃあ、どうすればいいのっていうここからが大変なんだけどね。

 

おわり。