「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を読んだ。
僕のタイムラインに流れてきた本で「ライティングスキル高めないとなぁ」と思った次第である。
これからの時代は、よりテキストでの情報が大切になる。
ライティングスキルがなければ、情報の発信者側になれないわけだ。
* * *
文章に大切なのは、
- リズム
- 構成
- 読者
- 編集
の4つである。
各項目で大切だなと思ったことをまとめて書いていく。
リズムよく書くこと
リズムがいいと文章が読みやすくなる。
①文章におけるリズムとは、音楽のような感覚のリズムではなく、論理的に正しい文章のことを「リズムのいい文章」と呼ぶ。
②接続詞を正しく使うことで、リズムのいい文章になる。
→なるほど。リズムとは聴覚的ではなく、視覚的なものであるんだ。
③漢字とひらがなの2者では、漢字の圧倒的に強い。なぜならば、人は昔から「象形文字」を読解していたからである。見ただけで情報が伝わる。漢字にはその効力がある。
→たしかに。象形文字の延長線という理由なのは知らなかった。
構成を考えること
構成がいいと、文章がおもしろい。
①主張→理由→事実という「論理のマトリョーシカ」で順番で説明せよ
→人に伝えるときは、
僕はこう思う。だってこうだもん。実際にこうでしょ?。の順番で。
②文章のカメラワークを考えろ
→ドラマのように、まず主人公がどんな設定なのか(客観)
そして、どういうストーリーを歩むのか(主観)
最後にどんなオチなのか(客観)
の客観と主観のサンドイッチで文章を説明しろということだ。
③文章の導入部分はちょーおもしろく。英語の予告編をイメージして。
- インパクト型
- 寸止め型
- Q&A型
この3パターンが王道らしい。
読者の目線に立つこと
読者の目線を持つことで、惹きつけられる文章になり、のめり込みやすくなる。
①事実だけ書け。うそは書くな。
②大きな嘘は許されるが、小さな嘘は許されない
→「街にゴジラが現れた!」だと、おおとなるけど、「コンビニに公衆電話が未だにある!」だと拍子抜けしてしまう。主張の部分では嘘という意見をしていいが、事実や理由で嘘をついてしまうと、信用性が一気になくなる。
編集すること
編集して文章をよりシンプルにすることで、伝わりやすくなる
①伝わる文章はオレンジジュースと同じだ
→野菜ジュースのように、あれもこれも盛り込んでしまうと「結局、これは何の味だ?」というオチになってしまう。オレンジの味を強調するために着色料を入れ、水などで薄めずに、果汁100%にせよ。
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ということで約1000文字でサクッとまとめてみた。
次回はこちらの書籍についてアウトプットしていきたいと思う。

- 作者: バーバラミント,Barbara Minto,山崎康司
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1999/03
- メディア: 単行本
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